第一報
2021年12月2(木) 午前 - 12月3日(金) 午後に神戸大学・惑星科学研究センター(CPS)にて掩蔽観測ワークショップを開催いたします。掩蔽観測のご興味のある方はどなたでも参加できます。どうぞご参集ください。
第一報
2021年12月2(木) 午前 - 12月3日(金) 午後に神戸大学・惑星科学研究センター(CPS)にて掩蔽観測ワークショップを開催いたします。掩蔽観測のご興味のある方はどなたでも参加できます。どうぞご参集ください。
観測マニュアル
ダイジェスト版
作成 佐賀市星空学習館 早水勉
観測マニュアル
【1】 WATEC カメラ使用編
この形式は、アナログビデオ信号を GPS タイムインポーザ(GHS-OSD 等)を介して記録 する方法。とてもシンプル。
(1) 機器の構成
ビデオキャプチャーGV-USB2 は市販価格 3000 円ほど
(2) パソコンソフト Limovie をインストールしておく
https://astro-limovie.info/limovie/limovie.html
メニューから
[Tools]-[Video Capture] で 「GV-USB2」を選択してビデオを録画できるようになる。
(3) ポイント
レデューサを使用して、できるだけ焦点距離を短くしF値を明るくする。
【2】 ASI カメラ使用編
この形式は、ASI 等デジタルビデオ信号を PC に記録する方法。正確な時報の取得に手順が 必要。現状では最も高感度で精密な星食観測が可能。
(1) 機器の構成
GPS 同期 VK-172GPS は市販価格 1000 円ほど
GPS に同期した、きわめて正確(マイクロ秒以下)な秒信号を緑 LED で発光する。
(2)キャプチャーソフト SharpCap をインストールしておく
https://downloads.sharpcap.co.uk
SharpCap の設定
#重要# [フォーマット]-[モード]=「MONO8」,[ビニング]=2,[出力形式]=「AVI」 [画像情報]-[タイムスタンプ]=「オン」 [カメラコントロール]-[フレームレート]=「最大」
#できるだけ# [フォーマット]-[撮像範囲]=できるだけ小さくする。コマ落ちを防ぐため。
(3) 観測手順
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機材をセッティングし、対象星を視野に入れる
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PCの時計をできるだけ正確に合わせる。
日本標準時のインターネット同期を利用するのがおすすめ。
これで、0.2 秒程度以内には時計が合う。
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VK-172GPS の 1PPS 照射を観測の前と後に望遠鏡の筒先から行う。
モデルケース 30秒照射 /観測1分 / 30秒照射
(4) 補足
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VK-172GPS は世界時に同期した正確な毎秒信号 1PPS を緑 LED ランプで照射する。
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最近の VK-172GPS は、1PPS の off タイミングにも赤 LED で点灯するものがある。こ の赤 LED は不要なので、ニッパ等で赤 LED は破壊しておく必要がある。
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レデューサを使用して、できるだけ焦点距離を短くしF値を明るくする。